ぶどうの木から、希望のリースを(報告)。
~山形のぶどう生産者TAKUMI ORCHARD 99%と、フローリストのmei-hua.tradingが創作する、剪定枝を活用した「希望と再生」のクリスマスリースを11施設へ寄贈~
TAKUMI ORCHARD 99%(本社:山形県山形市、代表:佐藤 匠)は、山形市で複数のフラワーショップを展開するmei-hua.trading様とともに、ぶどう(デラウェア)の剪定枝を活用したクリスマスリースを創作し、児童養護施設・老人福祉施設等に限定11セットをお届けいたしました。

ぶどうの剪定枝を活用したクリスマスリースを寄贈した施設(全11施設:敬称略)
・山形県立酒田特別支援学校(https://www.sakata-sd.ed.jp/)
・就労継続支援B型すこやかワクワーク(https://sukoyaka-work.com/)
・就労継続支援B型みんなのサラダ(https://minnanosalada.jp/)
・医療法人 丸岡医院(https://maruoka.or.jp/)
・多機能型事業所ohana(https://ohanaminami.jimdofree.com/)
・多機能型事業所ふれんず(https://www.ysj.or.jp/office/service/c007/office033/)
・社会福祉法人 さくら福祉会(https://www.sakura-welfare.jp/)
・社会福祉法人 酒田巿社会福祉協議会(https://sakata-shakyo.or.jp/)
・社会福祉法人 光風会 障がい者支援施設光風園(https://www.koufukai.or.jp/koufuen/index.html)
・社会福祉法人遊佐厚生会(https://www.yuzakouseikai.or.jp/)
・社会福祉法人 十坂協会 十坂こども園(https://www.tosaka-kodomoen.com/)
※企画当初は限定10セットとしておりましたが、申込タイミングの都合、最終的に11施設への寄贈
となりました。
企画に込めた想い:「捨てる」から「つなぐ」へ
TAKUMI ORCHARD 99%は、ぶどうを育てる農園です。 果樹を育てる過程では、冬を前に枝を剪定し、来年の実りのために木を整えます。 その枝は、役目を終えたように見えて、実は“次の命を育む循環の一部”でもあります。 私たちは、この剪定枝を使って、子どもたちやおじいちゃん・おばあちゃんへ笑顔を届ける“クリスマスリース”をつくりました。
リースの輪は、古くから「永遠」や「命のめぐり」を象徴する形とされ、 どんな冬にも緑を絶やさない常緑樹のように、“希望”と“再生”の意味を持っています。 また、玄関や家の入口に飾られるリースには、「大切な人を守る」願いも込められています。 枝を切ることは、木の命を絶つことではなく、次の季節への準備です。 だからこそ私たちは、その枝を“捨てる”のではなく、“つなぐ”形にしたかった。 自然が生んだ枝を人の手で輪にし、再び笑顔を咲かせる――それが、この企画に込めた当園の想いです。
ベテランフローリストとの創作
この企画では、山形市でフラワーショップを営むmei-hua.tradingの小林夫妻とともに実施しました。
11月中旬から当園でぶどうの剪定を開始し、制作したクリスマスリースの土台を小林夫妻にお届けしました。そして、フローリストのお二人に、一つとして同じデザインがない、特別なクリスマスリースへと仕上げて頂きました。
美しい常緑樹の葉や木の実、花、そして実際のぶどうの実(ドライデラウェア)をあしらったリースは、ぶどうの剪定枝の持つ生木の温かみを活かしつつ、クリスマスを彩る華やかさと、自然のめぐりを感じさせるデザインとなりました。(完成したリースの写真はこちらになります 。)










最後に
ぶどう栽培を通して「多くの人の心を満たしたい」「農業をもっと希望にあふれたものにしたい」という私たちの想いは、廃棄されるはずだった剪定枝を、mei-hua.trading様の協力を得てクリスマスリースという形で生まれ変わらせることができました。
手に取っていただいた施設の皆さまのクリスマスの楽しく華やかなひとときを少しでも彩ることができたのであれば、これ以上嬉しいことはありません。
当園のぶどうの木から生まれたクリスマスリースが、一人でも多くの方の心に温かい光を灯し、たくさんの笑顔を生み出すことを願っています。